今回は私が、『どうして窓際社員になってしまったのか』を振り返る。一言でいえば仕事で結果を出せなかったから。…なんだけど、では、どうしてそうなったのか。ここに書いてあることだけではまだまだ振り返りが浅いのは重々わかっているが、自分なりの見解を書き留める。
原因1:自分を信じていなかった
新卒から今の会社に勤めているのだけれど、当時内定者の段階で自分より偏差値の高い大学に通っていたり、学生時代にスケールの大きい実績を引っ提げてきた子たちばっかりだった。あんまり具体的なことを書くと身バレしてしまう可能性があるので詳細は控えるが、大学卒業前に簿記2級とFP2級を学生時代に合格している等々だ。別に大した実績じゃないと思う人もいるかもしれないが、当時の自分からしてみれば、到底できそうにないことだった。
それから4月を迎え入社して、営業研修が始まると、全員の営業成績がガラス張り状態で発表される。私はだいたい下から10番以内に入る位置にいることが多かった。それに対して自分の倍の成果を上げている同期もいたのだった。そんな状況が何日も続くと、自分と他人を比較して落ち込んでしまっていた。しだいに、『自分は全然ダメだなあ』とか『やってもどうせ無理だろうな』みたいな思考に陥っていくのであった。
確かに彼らは立派なんだけど、それで自分を卑下しなくてよかったのだ。
自分が考えていることや口にしていることは、意外とその通りに実現してしまう。なので、自分のことをダメだと思ったら本当にダメになってしまう。
それに気が付いてからは、逆の思考を意識するようにした。「俺だって努力すれば勝てる」とか「いける、やれる、勝てる」みたいな風に考えるクセ、プラス思考を心がけていれば、パフォーマンスも違ってくる。20代の頃、父に『人間の持っている能力に対した差はないよ』とよく言われたが、割と最近になって『あれは本当だったなあ』と思ったものだ。
原因2:努力していなかった
ただプラス思考なだけではダメ。何も頑張ってもいないくせに『俺はすごい』とか『何とかなる』とか。何の努力もせずに医者や弁護士になれるはずはないのだ。
イチローだって現役時代(今も?)半端ない練習量をこなしているのだから、我々クラスが仕事で何の対策もせずに打席に立って、ホームランを打つなんてほぼ不可能。本を読むとか、営業のロープレをするとか、1日の振り返りをすることなんかはとても大事だ。
『本読むなんて面倒くさい』とか『勉強なんてできねえよ』って考えてる人は、まず1日5分なんなら」1日1分でいいからやってみてほしい。時間が短くても毎日続くと習慣化されて、最初1分しかできなかったことも『今日はもうちょっとやってみようかな』という思考になったりするものだ。その分自分が成長して、自分の自信にもつながる。
あと、結果が出なかったから、そこでもう頑張ることをやめてしまうのもよくない。
結果が出るまで頑張り続けることが大事。誰に何と言われようがだ。
まとめ
心技体すべて大切だと思うけど、個人的には気持ちの部分が大事じゃないかと思う。自分で自分を高められれば理想だけど、なかなかそうもいかないこともある。そんなときに相談できる人や尊敬できる人を何人か見つけておくといいと思う。
※追加で何か思い出したら随時ブラッシュアップしていきます。